2019年7月22日
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こんばんは。夜間当番で病院待機中の院長大和です。今日で梅雨は開けたのでしょうか?石手川ダムの貯水率も100%で今年の夏はばっちりですね。
さて先日、環境庁から「ペットフードの病原微生物汚染防止対策の徹底について」という通達が獣医師会を通じてきました。
これは何かというと、ペットのおやつとして売っているささみジャーキーを食べた犬猫が嘔吐、下痢、血便、死亡したといった案件があり、調べたところサルモネラ菌が検出されたということがあったそうです。
そしてそのおやつだけでなく、成形ジャーキー、乾燥ジャーキー100製品を調べたところ、4製品からサルモネラ菌が検出されたそうです。
これって報道されました?私の記憶では報道を見た覚えがありません。
人間だったら大問題になります。犬猫だから下に見られているのでしょうか?
下痢で来院された方は良く知っていると思いますが、私は常々「大手国産メーカーのフードは食べてはいけない、ジャーキーなんかもってのほか」と言い続けています。真面目に作っている国産メーカーもあるのですが、とにかく安いペットフードはダメです。素材に問題がある、添加物に問題がある、人間が決して口にしないものが入っている、などなどが理由です。
さあ、この環境庁=国からの通達を機にジャーキーはやめて、スーパーで買ってきたささみを茹でておやつとしてあげましょう。健康な体は品質のいい食事から!